ブスは誰のせい?? | モダンガールのやさぐれ道

ブスは誰のせい??

『20歳を過ぎたら、ブスはあなたのせい』


なんて恐ろしいタイトルなんだろう・・・
本屋にはさまざまな自己啓発の本が売っている。それらのタイトルはレジに持っていったら

「へぇ~この人こんな事に悩んでるんだぁ・・・」

と店員に察せられそうなものばかりだ。

「失恋なんて辛くない!」「恋人ができない人へ」「別れは出会いのはじまり」「心が疲れているあたなへ」(これらすべてはGAKOによるフィクションのタイトルです)
こんな感じで今自分がどういう内容の本を読もうとしているのか、どんなことを思って本を買おうとしているのかが火をみるよりも明らかなのだ。だから、女の人にとったら、男の人がエロ本とかAVビデオを買ったりする時のよう??に、あからさまなタイトルの自己啓発本はちょっぴり恥ずかしい。

 本の帯にはこんなことが書かれていた。
「1000人女性がいれば、歴然とした美人も、どうにもならないブスもたったの1%。あとの98%は美人になれる!」
 
 おぉ、自分の容姿に自身のない女の子にちょっと希望を持たせるような言葉だ。
(どうにもならない1%ブスは一体どうやって生きていけば?19歳までのブスは誰のせいや??という疑問は置いといて・・・)

目次部分をみると、美人未満の女性を18種のブスに分類している。自分は一体どれに当てはまるのかな?と考えてみる。
【マイルールブスさん】【そこそこ止まりブスさん】【あきらめモードブスさん】などが自分にとっては気になる項目・・・

この本は結局
自分が変われば美人になれる!!=あなた、ほんまはブスじゃないのよ!!
といいたいわけですね。
心がけ一つで美人になれる。
「20歳を過ぎたら、ブスはあなたのせい」

なんか、ギクリとしますね。
これからは
「お母さん、なんでもっと男前の男と結婚して、あたしを美人に産んでくれなかったん?」
「なに言うてんの、お父さんと結婚しなかったら、あんたは産まれてないんや、我慢しぃ。結構可愛い顔してるやないの、とお母さんは思うで、あたしの若いころそっくりや。」
「それが、あたしの悩みのタネやねん!!」 
 なんて会話は20歳を過ぎたら通用しないみたいですね。

 
 あなたのブスは誰のせい??