アタシハブログニイゾンシテイルノカモシレナイ。 | モダンガールのやさぐれ道

アタシハブログニイゾンシテイルノカモシレナイ。

ある友人(と言ってもいいですか?)が

ブログを辞めるらしい。

あたしもブログを書き初めて一年になるが

考えたら色々あった。

ブログ界(こんな界存在するのかさえわからんが)で

有名なはぁちゅうさんとかさきっちょさんも

膨大な利点があったと同時に

色々問題が起こっている。

更新休止したり、コメントできないようにしたり。

彼女達は、そりゃー有名人で

あたしの10倍の100とか200のコメント数だし

ブログで顔写真も出しているし、

マスコミに取り上げられたりもして

知る人ぞ知る有名人

のようになっている。

彼女達はそれ位有名になった分、リスクも覚悟しているんだろう。

とは思う。

あれだけになったらきっともう

「自分の為のブログ」じゃないから。

あたしの友人がブログを辞めるのは

これとはちょっと違っている気がする。

彼女にとっては自分の為のブログだったと思う。

読者を意識していないとかいう意味ではなく。

ブログは基本的に日記だし

書いている時には1人でパソコンに向かって

黙々と感情に任せてタイピングしている。

でも「公開する」のボタンをクリックしてしまうと

それは自分だけの感情では無くなってしまう。

自分の感情を不特定多数の誰かに晒し

共感や時には反論をも受け止めなければならない。

そのことを書いている本人は

実は意識できないでいる。

インターネットは便利すぎるから。

彼女のブログに「ブログ辞めます」と書いてあるのを見て

純粋に「寂しいな」と思った。

と、同時にあたしは随分前から

その兆しを感じていたのだと思った。

「自分がブログを書くきっかけになったのは

GAKOちゃんのブログを見たから」

と彼女がブログに書いてあるのを見て

1人ニヤニヤし、胸を熱くした記憶がある。

こんな自分が誰かに影響を与えられているということが

嬉しかったのだ。

現実では容姿も恋愛も就職もパッとしない女が

誰かにわずかながら影響を与えているのだということが

単純に嬉しかったのだ。

彼女のブログの文章を読んで

あぁ、この人正直な人なんだなぁ

と思った。

実際に飲み会やサシで彼女と時間を過した時も

この人正直だなぁと思った。

だから、彼女はブログを辞めるんだとも思った。

自分の感情を晒すことは

自分を知ることでもあり

自分を知ることは

自分を隠したくなる。

今までどうもありがとう。

もしまた始める時はこっそり教えてください。