友情と愛情と男と女 | モダンガールのやさぐれ道

友情と愛情と男と女

「男と女の友情ってあるの?」

なんて話題を雑誌なんかでよく見る。

あたしは「ある」と思う。

というより、男と女の間に友情が無かったら

異性を見るときに恋愛対象か否か?という問題になっちゃって

なんか悲しい気がする。


でも友情と愛情は紙一重というか

微妙な距離感を持っている。


ふぞろいの林檎たち

あすなろ白書

オレンジデイズ


これはあたしの中での憧れのキャンパスライフ

ベスト3のドラマだが

これらに登場する「仲良し男女グループ」

友情を持ちながらも、恋愛感情が芽生えている。


「まぁ、所詮ドラマだろ」

なんて冷めたことを言いたいところだが

こういう男女グループっていうやつに

正直ちょっと憧れている。


あたしは女子高ではなかったものの

オクテこの上無かったし、吹奏楽部ということもあって

ずっと女グループばかりのところで過してきた。


だから、

「仲良し男女グループから好きな子ができて

こっそりみんなに内緒で付き合っちゃったりして。うへへ」

なんて思っていたのだが、(それはそれでいろんな問題があるらしいと知ったが)

現実はなかなかそう上手くいかないものです、姉さん。(高嶋政伸風)


大学では軽音サークルでバンドも組んでいたし

サークルは男ばっかりだったのだが

どうも「仲良し男女グループ」にはなり得なかったし

もちろん、周りに隠れてコッソリ付き合っちゃいました(はぁと)

なんてこともなかった。(無念)


縁や運なんていう自分ではどうしようもできない原因のほかに

あたしのキャラが「アイツと恋愛はありえん」という風味を

国産松茸ばりにぷんぷん醸し出しているからというのも

あるのだが・・・・・・


この「アイツと恋愛はありえん」キャラは実に哀しい

悲しいよりも哀しいという漢字が似合う哀しさだ。

「仲良し男女グループ」は無理だったが

そこそこ仲良し男はいるわけで。

そこに突然、恋愛神様がイタズラして(キショイとか言うな)

「ん?これは恋愛なのか?LIKEぢゃなくてLOVEなのか?」

となってしまった場合

実にアンビバレンツな状態になってしまう。


そうすると「男女の友情」なんてものが急に形を持ったもののように

見えてきてしまう。

それまでは、女同士の友情と変わらない男女の友情だったのに

恋愛感情みたいなもんを抱いてしまったら

「せっかくの男女の友情が壊れてしまったらどうしよう」

なんて思うから、一歩踏み出せなくなる。


まぁ、あたしが単に臆病だと言われたらそこまでだが・・・



男女の友情に関してもうひとつ。

「一度、付き合って別れたらもう友達には戻れない」

というのがあたしの持論でして。

まぁその理由はCocco『雲路の果て』

という曲の中で代弁してくれているので割愛。

まぁ、いろんな意味で精神的にまだまだ子供なんだわ。

好きじゃないフリするのも辛いし

友達のフリするのも辛いのね。

そこまで器用になれないっちゅーこと。



なんだかまとまらなくってしまったが、

こんな微妙な距離感があるから

恋愛って奴はこうもドキドキさせられるんだ。




雲路の果て




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いい女は男友達も多い。