オザケンと18歳とアタシ。 | モダンガールのやさぐれ道

オザケンと18歳とアタシ。

バイト先でオザケンの歌が流れていたので

18歳の同僚に

「これ、オザケンの歌やんな~懐かしい!」

と言ったら、

「オザケンって何ですか?ヒトですか?」

と返ってきた。

18歳はもう、オザケン世代じゃないのか・・・・・・

オザケン


ザ・じぇねれーしょんぎゃっぷ。

そのうちあたしなんか

「いやぁね、昭和生まれの女は。けっ!」

なんて言われちゃうんでしょう。

18歳の同僚が

「ムカツクことがあったんですよ!聞いてください!」

と言うので、

先輩っぽく聞いてみた。


彼女の友人で、何でもかんでも彼女のマネをする子がいるらしい。


「あたしがエクステつけたら、その子もエクステ付けたし、

その子、あたしが使っているポーチ(彼氏からのプレゼント)

と全く同じヤツを数日後に買ったんですよ!」

へぇ。

まぁ23歳の女からすれば、

「そんなコトくらいでムカつくなよ」

と正直思うが、そこは大人なので言わない。

「そういや、あたしも中学の頃、そういう子おったで。

他人のマネすることで安心するんちゃう」

と返しておいた。



他人のマネをすることで安心する。

その18歳の女の子は持ち物や格好だから目に見えるだけ。

あたしだってよく考えたらそうかもしれない。

多くの人間がいるとその中で

多数派と少数派ができて

多数派は正しくて少数派は間違っているような気分になる。

多数派に属していないと、どこか不安になる。

一般論にどっぷり浸かっている自分のほうがラク。

ブナン。

そういう自分が

イヤになって仕方なかったのが

大学3年の時だった。

このまま過して何になる?何が起きる?

このままでいいのか?

となぜか知らんが思った。

大学に行くのも鬱陶しかったし、

かと言って他にやりたいことも見つからない。

時間がムイミ。

時間はそうしている間にもどんどん過ぎて

4年になって就職活動した。

一杯一杯考えたら

このノータリンの頭が一杯一杯になって

耳からノーミソがこぼれそうだった。

でも今はそういう時間も大事だったんじゃないかなと思う。

まだ、わからないけれど、

社会人になったらそうやってムイミに時間を過すことが

許されない気がする。

大人だから。

オトナって大変だ。








ところでオザケンて今何してる?クリックオネガイシマス。






いい女はマネばっかりはしない・・・