あい・はぶ・のーぎゃっぷ。
「ギャップのある女とかギャップのある男とかが
魅力的なのですよ」
なんてことが雑誌なんかに載っている。
確かに。
コワモテな男なのに子供好き。
キビキビした女なのに甘え上手。
天然キャラの女なのに実はしたたか。(ちくしょう)
童顔の女なのに巨乳。(これはズル過ぎ)
見かけとのギャップがあると
魅力を感じてしまうということがあるようだ。
ギャップを見つけてしまったとき
相手の秘密をこっそり自分だけ垣間見してしまった気がして
「うひひ、たまらん」のである。
昨日はとても久しぶりにオールなるものをした。
ジンギスカンを食べに行ったのだ。
鍋料理や焼肉なんかは一緒に食べると性格が読めると言っても
過言ではないと思う。(勝手過ぎ、まぁ許して)
さりげなく焼き役に回り、
「あ、ここのお肉もう焼けてるよ、はいどうぞ」(にっこり)
なんてやってみるのが理想であるが
「お肉のーせよ。(ボンボン乗せる)
あ、なんか鉄板の上いっぱいになっちゃった。きちゃないな。
ごめりんこ!」
なんて言っているのがあたしの現実であった。
「おいしーね。このお肉。
そう言えばさぁ、○○君ってさぁ(と殿方と会話が弾む)」
というのが理想であるが
「おーいすぃー。(ゴチの岡村風)旨いよこれ!もっと食べていい?
あ、それいらんの?やったらウチにちょーだい」
なんて言っているのがあたしの現実であった。
ジンギスカンを食した後
ボーリングをして(下手過ぎ)
カラオケでオール。
微妙に古い静かな歌ばっかり
もしくはマニアックな歌ばっかり歌ってしまうあたし。
すいません。
リクエストに答えてムリに大塚愛を歌おうとして
墓穴を掘った。
「う~ん・・・なんか眠いぃ・・・(コックリコックリ)」
ついでに殿方の肩に頭をもたげる(キャッ)
なんていうのが理想であるが
「ふぁぁぁ~ねぶい・・・(あくび声)眠いわぁ~」
とブーツを脱いでスカートを履いているのに
ソファに足を投げ出して寝転んでいるのがあたしの現実であった。
おまけに寝転んだまんま
歌を歌う醜態を演ずる・・・
(ちなみにお酒は飲めないのでシラフであった)
夜が明けて
みんなとバイバイした後
一人でトイレに入った。
びっくり、たまげた。
アメージング。
サプライズ。
マスカラ落ちて目の下真っ黒、化粧は浮き浮き、
髪はボサボサ、小鼻周辺の毛穴が黒ずんで目立つ・・・
こんな顔であたしゃ、
男の子と2人で早朝の明るい駅のホームで喋りながら
座って電車待ちをしていたのか・・・
チーン。
オトナの女への道のりは長い・・・
なんて恒例?のオチにしようと思ったが
ちょっとまった。
ムリしてオトナの女になろうとしてもしんどいし
なんかこの際
このまんまでいいんじゃない?なんて思ってきた。
このまんまでもしにゃーせん。(モテないけど)
自然体のまんまでも好きになってくれる人を探す!
なんて言ってみたり。
(もちろん直すべきところはあるよ、いっぱい)
「それって、諦めやん!」って声が
聞こえてくるようなこないような。